超能力を駆使するスパイによるサイキックバトルになるかと思いきや、特撮ものを得意とするけれど本当はアクション大好き福田純監督の手によりハードな戦闘メインの作品となり「この作品はどこへ向かっているんだ?」と戸惑っているうちに映画が終わることに。出てくる役者も結構豪華なのに、『ジョジョの奇妙な冒険』みたくそれぞれの能力に個性をつけるようなことをしていないので今一つ使いこなせていない印象が強い。
そして見終わったあと脳裏に浮かぶのは超能力を表現した特撮ではなく、藤岡弘のアクションと由美かおるのおっぱい(ちなみに現存するフィルムでは劣化のため由美かおるの見せ場が損失してしまっている模様)。
ちなみに潜水艦で堂々とタバコを吸う場面があったが、潜水艦の内部って火気厳禁では?