イチロヲ

テキサス・チェーンソーのイチロヲのレビュー・感想・評価

テキサス・チェーンソー(2003年製作の映画)
4.0
テキサス・ロードを車で走行中の若者5人組が、殺人ファミリーの縄張りに入ってしまう。マイケル・ベイ主導による、ホラー映画を対象にしたリブート企画の一遍。

物語の時代背景はオリジナルと同じ。本編内でやっていることも、ほとんど同じ。レザーフェイスの持ち味がそれなりにコピーされており、納得のいく再現度と言えるが、引き戸のシーンが「ピシャーン!」ではなく「ガシャン」なところが残念。

ファミリーでは、R・リー・アーメイ演じるサディスティックな保安官がインパクト抜群。そして、個人的キーポイントとなるのが、車椅子の叔父さんの日本語吹替。なんと、日活ロマンポルノで活躍していたフェイバリット男優・益富信孝が声をあてている。

クライマックスの追いかけっこが冗長だとか、ヒロインの隠しスキルが予定調和だとか、色々と言いたいことはあるけれど、総合的には満足のいく出来栄え。ヒロインのびしょ濡れノーブラこそが絶対正義。
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