エアール

テキサス・チェーンソーのエアールのレビュー・感想・評価

テキサス・チェーンソー(2003年製作の映画)
3.6
”全米震撼
テキサス州の恐怖の館”

言えることは2つ
ーーコエぇ〜
巨漢と見たら忘れない気色悪いマスクといい、
チェーンソーといつまでも耳に残るあの耳障りな騒音といい、
こんなのに遭遇したらそりゃ終わった…、ってなりますよ 笑
ーーそれからジェシカ・ビール‼︎
白のタンクトップ姿は反則です 笑
全身から醸し出ちゃうあのエロさ、
悲鳴と逃げ惑う姿からも、アドレナリン全開で立ち向かう姿からも、
全身ずぶ濡れになった姿からも、
何をしていても漂ってくるエロさ、
いや〜堪りませんね
コワい、エロい、コワい、エロい、コワい…
どこまでのこれの繰り返し 笑
でも不思議なもんで
トビー・フーパー監督の悪魔のいけにえを観た時もやはり感じたことなんですけど
あの化け物が気味悪さを通り越して
むしろカッコええやんって思えてしまう場面もあったりして…
不本意ながら 笑

はてこれは
5人の若者が遭遇した悲劇の物語
若い命が惜しまれる
しかし たとえ彼らが長く生きても
これほど異常な事件には遭うことはなかっただろう
悪夢と化した夏のドライブ
事件の資料は30年間
警察の未解決事件の棚にあった
犯行現場からは
1300もの証拠品が押収された
中でも衝撃的なのは
マル秘扱いとなった犯行現場の映像である
この事件こそ米国犯罪史上最も異様なテキサスチェーンソー大虐殺


August 18, 1973
スキナードのコンサート、そして手に入れた最前列のチケット、
男女5人を乗せた車はコンサート会場であるダラスへと
ーー運転手のケンパー、彼の恋人 エリン、
後部座席でイチャつくアンディとペッパー、
そして雑学博士のモーガン、
ほかにメキシコで大量に手に入れたマリファナも車内に、
道のド真ん中をトボトボ歩く少女を危うく轢き殺しそうに
ーー逃げなきゃ、家に帰りたい、みんな死んだ、あそこに連れ戻さないで、…
どうも様子がおかしい少女、
ジェシカの他、エリカ・リーセンや少女を演じたのはまだ小さいローレン・ジャーマン‼︎

テキサス州フラー
ブレア精肉所、
拳銃自殺と飛び散る脳みそと肉片、
ヒッチハイカー、
クロフォード製粉所、
状況整理と保安官探し、
どこまで行っても続く田舎道、
特異臭、
死体を放置するかどうか、
電話を借りに訪れた一軒家、
どうも信用ならない住人、
地下のボイラー室と死体切断をはじめ考えただけでもおぞましい異常行為の数々、
チェーンソーを振り回す巨漢、
小さい頃に煩う皮膚病、
出会す人間全員が信用ならない、
次々と犠牲となる仲間たち、
ひとりの少女に関わってしまったばかりにこんな恐ろしい出来事を
経験することになろうとは…


現場は封鎖されておらず
2名の巡査が殉職した
これが唯一 現存する
”レザーフェイス”の映像
事件は未解決のままである…
エアール

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