勝五郎

ロールスロイスに銀の銃の勝五郎のレビュー・感想・評価

ロールスロイスに銀の銃(1970年製作の映画)
5.0
「ブラックスプロイテーション」なるジャンルの元祖的作品との事。

面白いです、ホント洒落た映画ね。

ラップミュージックを聴く様になって四十年くらいになるのだけれど、何故黒人たちが怒っているのか?自分の意思に反して連れてこられた彼らアフロアメリカンの歴史は?などずいぶん沢山の本も読んできた割に、映画となるとスパイク・リーからしか観て来なかった私。
本当にヒップホップ好きなのか?なんて言われちゃう(苦笑)。

でもそのおかげでこの作品も実に感慨深く…ニヤリとさせられる台詞回しやプロット、シーンの連続でした。

ともあれ楽しい映画。
お洒落なアクションコメディーとして観るも良し、黒人たちの皮肉を込めたある種白人への挑発?とみるも良し。
観すすめるうちに何か気になるものを見つけたらそこからディグしていけば良いのよ…なんちゃって。


それにしても…あのめちゃくちゃカッコいいこの映画のグラフィックがFilmarksに出ていない事が残念でならないっす…(泣)
勝五郎

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