KuboKei

ザ・ロイヤル・テネンバウムズのKuboKeiのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウェス・アンダーソン監督。映像がダサカッコイイ!こっちもやっぱりオシャレでした。この監督の映画好きかもしれない。のでまた違う作品も見ようと思っている!
ろくでもない父親が家族の関係を修復しようとする話なんだけど、このろくでもなさがすごくよくて、すごいくだらないことばっかりやってんですよ父親。ロイヤルさんていうんですが、ロイヤルさんほんと父親としては駄目!こんな身内いたら楽しいだろうけど苦労するよなーと思いながら見た。孫にいろいろ悪い遊び教えるシーンがとても好きで、こんなじいさんいたらちょうかっこいいし憧れずにはいられないなーと思った。父親だったらやだけど、じいさんならあり。これは結局責任のなさからくる自由さで、父親だったらこうも認められない。私の母親が早く孫の顔が見たいというのだけど、責任ないから甘やかし放題だもんね!みたいなことを冗談まじりに言っていました。冗談なんだろうけど、2割ほどは本当にそう思っていると思います。そういうもんだよな。映画に話はもどしますが、ラストの墓場のシーン、最高だった!飄々とした表情で墓場から去るテネンバウム家の人々がかっこよすぎて、スッコーン!と気持ちのいいかっこいいラストでしびれた!まじオシャレです。鼻につかないのが本当に気持ちいい。
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