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ザ・ロイヤル・テネンバウムズのmatsuのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

不器用な家族のおはなし。
家族と言ってもテネンバウム家だけの話ではなく、それぞれのキャラクターにそれぞれの複雑な人間関係があってそれがギュッと詰まってた

ラストの結婚式の場面でのあの横に長いシーンはそれがよく表れてたと思うな〜 『ダージリン急行』にも最後の方おなじような列車のシーンがあったな

あとロイヤルとマーゴがサンデー食べるシーン、まわりはお父さんとちいさい女の子ばっかりで、2人がとても浮いてた。ロイヤルは子供の頃の接し方しか知らなくてそれを今も変わらずやってしまってるところにほろ苦さがあった… それを分かってて付き合ってあげるマーゴもよき◎

キャラクターがどれもかわいかったな〜とくにマーゴがすき、かっこかわいい!あとマーゴの過去を知ったあとのリッチーの一連の行動には胸が痛んだ…切ない…リッチーかわいいよ…

ゆるっと観れた作品だった
でも相変わらずこまかいこだわりが散りばめられてて、ウェス・アンダーソンだった(語彙力)
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