力が正義なら
愛は必要ない
いつの世も同じ。
なぜ人は愛より力を求めるのか。
「Ennio」を観て印象的だった今作、U-NEXTにあったので鑑賞。
ジェレミー・アイアンズ、ロバート・デ・ニーロ、リーアム・ニーソンら出演。
(若ジェレミー・アイアンズは目福❤️)
18世紀、スペイン植民地下の南米の奥地(滝の上)に住むインディオ達にキリスト教の教えを伝道するためやってきた宣教師(ジェレミー)は嫉妬に駆られ愛する弟を殺してしまった奴隷商人(デニーロ)の男を救済。共に神の教えのもと村を作り教会を作りインディオたちと絆を深めていくが…。
領土を取り戻したいポルトガル国家(布教地区がスペイン領からポルトガル領になった?)とヨーロッパ諸国への影響からこの地での宣教から撤退したい法王勢力と村とインディオたちを守りたい宣教師たちの闘い。
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(この解釈で合ってるかな。)
歴史的な背景が複雑で難しかった。
枢機卿が最後に
「虐殺はわたしたちの仕業で責任がある
わたしは生き残り神父たちは死んだ。
だが、死んだのはわたしの魂で神父たちの魂は生き残った人々の心に生き続きる。」
と語る。
歴史はもっと凄惨だったのだろう。
責任は果たされたのだろうか。
エンニオ・モリコーネの音楽は十分に堪能できました。
インディオたちの人数が凄い。
子どもたちがとても可愛いかった。