このレビューはネタバレを含みます
●『サスペンス観たいな〜』『トム・クルーズが出てるの観たいな〜』…で、両方兼ね備えたコレがアマプラで観られるので、観てみた。
●第二次世界大戦末期。ドイツ国内で実際にあったヒトラー暗殺計画『7月20日事件』を描いた作品。この事件の他にもヒトラー暗殺計画は何度もあったみたい。知らなかった。
●実話に基づいた物語。なので結果は最初から分かってる。あとは"どう見せるか"。
●『見事に成功する』わけでもないし、『最後にドンデン返し的に失敗』するわけでもない。
実際にあった『失敗劇』なので、色々な不運・判断ミスが重なって徐々に計画が破綻していく。観てて"もどかしさ"が募る。リアルではある。でも爽快感は無い。個人的には好きだけど。
●トム・クルーズ主演なので『華がある』。でもこのキャスティングがドイツ国内で批判された模様。
●オルブリヒト大将の煮え切らなさにイライラさせられる。演じるビル・ナイが上手い。
●『ドイツの話なのに、みんな英語喋ってる』けど、個人的にソコは気にならない。
『キングダム』だって、中国人のはずなのに、みんな日本語喋ってるし。
そもそも吹替で観てるから関係ないんだけど。
●アクション無しのトム・クルーズが、映画ファン全般に不評みたい。個人的には『アクションの無いトム・クルーズ』、全然『あり』なんだけど。
●そもそもの暗殺計画自体の『詰めが甘すぎた』気がする。