昔、TVで放映された時に観て、面白かった事を覚えている。
また改めて見直してみた。
そりゃ鄭義信さん脚本ですもの、面白い筈でしょ！
リストラ中の夫と引きこもり息子の普通っぽい家庭の主婦が、お弁当製造業のパート仲間達と、とんでもないことを始める。哀しい位やりたいことなんて、なかった？いや、夢も希望も押し殺し、家族の為に生きてきた主婦が、事件に巻き込まれ…
でもそれは、もしかしたら無意識の内に自分で選んでいたのかもしれないけれど、
引き返せない犯罪に荷担して、逃亡する。自分だったらどうするだろう。どこで間違ってしまったのか…でも、元々4人の女性は皆、不幸を背負っていた。すっきりではないけれど、全てを断ち切って逃亡したかった筈だ！
平山秀幸監督作品はどれも普遍的な人間ドラマがあるし、エンタメ要素も盛り込まれている。
室井滋さんをはじめ、何かやらかしてくれる俳優部を観れたのもラッキー！
