いがらっしーさんの映画レビュー・感想・評価

いがらっしー

いがらっしー

犬部!(2021年製作の映画)

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単純に獣医学部の学生達と可愛い犬との交流映画かな?と思って観に行ったら全く違った。
動物愛護をめぐる状況が現在の様になる20年位前、変わり者扱いされながらも動物愛護に必死に取り組んで来た若者達。そんな
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

ディズニーの101匹ワンちゃんに出てくるクルエラを想像して徹底的に嫌な女性を想像していたけれど、この作品ではクルエラというヒロインが悲しい過去を背負いながら、悪人?と戦うという、やはりディズニーのヒロ>>続きを読む

釣りバカ日誌9(1997年製作の映画)

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引きこもり息子を抱えたシングルファーザー馬場(小林稔侍さん)とバーのママ・茜(風吹ジュンさん)との真面目な恋の話は寅さん映画みたいで、切なくて良かった。
また、浜ちゃんの営業力の凄さって、西田敏行さん
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豆大福ものがたり(2013年製作の映画)

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沖田修一監督作品はどれもシュールな面白さがありつつ奥が深いから大好きだが、この豆大福もしかり。
今回出てきたおやつの中で、一番豆大福押しの私には、心の底から…いや、お腹の底から感じる作品で、私も思わず
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明日の食卓(2021年製作の映画)

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メインから脇役まで、熱量ある俳優部で、素晴らしい作品だった。
条件や設定は違えども、子育ては大変だということをえがきながらも、ありとあらゆる苦悩を絡ませた脚本だから、とことん重たい。
『石橋ユウ』君と
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ハチとパルマの物語(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

脚本が、あの映画『あいが、そいで、こい』の脚本家・村上かのんさん!ということで観に行った。
先ずは、パルマが空港で置いてきぼりにされちゃうところから早々泣けて来てしまった。
しかも、そういう事と、主人
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女たち(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

子どもの頃、父親が自殺。そしてそれによるいじめ…と、そのトラウマ。
そういう過去があるからこんなにも重たいのか?
主人公の抱えているものはそれだけじゃない。
右半身麻痺という母親の介護。
仕事も直ぐ首
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ファーザー(2020年製作の映画)

5.0

久しぶりに大泣きしてしまい、見終わって、暫く明るくならなければ良いな…と思った。
認知症や老人介護の話は古今東西あるけれど、こうして、惚けて行く本人の視点からえがかれたものは珍しい気がする。勿論、介護
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

4.5

第1話『7時の約束』
第2話『パリのベンチ』
第3話『母と子1907年』
3つの恋愛オムニバスで構成された喜劇作品

パリならではのお洒落で絵になる男女の、ウイットに富んだ会話劇。恋の駆引き。演技WS
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青 chong(1999年製作の映画)

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あの李相日監督の卒業制作作品。この頃から、脚本のテーマに一貫性があり、素晴らし過ぎる。在日韓国人という監督だからこそ成し得た作品。
日本では朝鮮人だと偏見を持たれ、韓国に行けば日本人だと差別される。自
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.5

レネットとミラベルという二人の少女達の下記タイトルが付いた4つのオムニバス作品。
『青い時間』
『カフェのボーイ』
『物乞い 窃盗常習犯 女詐欺師』
『絵の売買』

フランスらしいお洒落だけど理屈っぽ
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海辺の彼女たち(2020年製作の映画)

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ベトナム人技能実習生制度というものを利用してやってくるベトナム人達がいかに過酷で非人道的な扱いを受けているか。という事をはじめて知った。その制度の法の闇の部分を最大限利用して、彼ら彼女らから搾取してい>>続きを読む

すみれ人形(2007年製作の映画)

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腕への執着。
清々しい程美しい映像にも関わらず、エログロとも少し違う気持ち悪さを四六時中感じさせながら、そこに何かが存在している様に想像させてくれる作品。
『アルビノの木』に辿り着くまでの起源とも言う
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アルビノの木(2016年製作の映画)

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命の大切さや重さは、こんなにも、受け取る人によって、違うものなのか…
自分の母親の手術代を稼ぐ為に、神の化身の白鹿を撃ちに行く。
昔からの仕来たりや言い伝えをそうそう変えていい訳ないし、簡単には変えら
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.9

あの『パリ、テキサス』はいい!と幾人かの映画監督をはじめ、多くの方々から、評判だけは聞かされていたので期待大。やっと鑑賞。こんな話だっとは!親子でも観られる程の良い作品だった。
あのナスターシャキンス
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魚座どうし(2020年製作の映画)

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『あみこ』の後の上映。
この作品もヒリヒリする!
子どもの方が感性が豊かなぶん、傷つきやすいし、ある意味残酷かもしれない。矛盾や欺瞞に満ちた大人の世界。それに振り回される二人の主人公。
秀逸過ぎるラス
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あみこ(2017年製作の映画)

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映画『21世紀の女の子』の中の回転ドリーム転子ちゃんとかいう短編の脚本をはじめて読ませて頂いたのが、山中瑶子監督との出会いだが、その時まだ20歳ちょっとで、こんな女の汚い部分も包み隠さず、表現してしま>>続きを読む

柘榴坂の仇討(2014年製作の映画)

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明治維新、仇討ち禁止令が出たその日、二人は13年ぶりに再会する。
『その身が尽きるときまでは懸命に生きよということよ』の井伊直弼の台詞。
この仇討ちの結末こそ、新しい時代の象徴の様。

ある船頭の話(2019年製作の映画)

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古き良きものが少しずつ変わっていく時代。
クリストファー・ドイル撮影監督の実に美しい映像。
自然礼賛。物悲しい。
命を運んできた渡し舟の船頭トイチ。これまでずっと有難う。
ふう(風)という女の子との出
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メランコリック(2018年製作の映画)

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公開時から良い評判を聞いていたので、ずっと観たかった作品。
なるほど!脚本が練りに練られていて、全く飽きさせない。幾つかの会話もとても良い!
同窓会のシーンも二人の友情も凄く好き。
冷静には観られない
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

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ラヂオドラマを作る現場あるあるなのか、脚本が滅茶苦茶面白い。伏線の伏線があったりして、もう一度見返したい位。
キャストも豪華だし、演出も素晴らしい。しかもあの高間賢治撮影監督だからか、映像のグレードが
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星屑の町(2020年製作の映画)

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のんさんが可愛い衣装を着て歌っているだけで可愛いくて、ずっと観れてしまう!
ハローナイツのメンバーや村の人達を演じた年配のベテラン勢の安定感。舞台っぽい間の取り方も役柄にピッタリで、面白かった。
菅原
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.9

ノマド(放浪者)
捨てるものが何もないからと思われがちだが、それは違う。
人生の思い出を一杯抱えて放浪の旅に出る人達。
過酷ではあるけれど心身共に美しい大自然に委ねた生活かと思いきや、ちゃんとスマホを
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

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自分の今いる周りだけが、この世の世界だと思っていた頃は、疑問すら持たず、当然の様にそれを受け入れている。
自分が一個の人間として生きたいと思うのは、これまでの環境や立場等によって、早いか遅いかの違いか
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リトル・マエストラ(2012年製作の映画)

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楽譜は作曲家からの手紙だ。
その宛先は誰に?
演奏するというのは、そういう事だ。
『楽譜』を『脚本』だと置き換えたら、演じることと似ているのかもしれないと思った。

脇を固めたベテラン俳優達の演技のア
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血と骨(2004年製作の映画)

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映画も凄かったが、ディレクターズカット版がまた面白かった。
崔監督が演出の最中、感情丸出しで怒りまくっている。今ならハラスメントだとかなんとか言われそうだが、このパッションこそが映画作りの原点かもしれ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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素晴らしき世界
素晴らしき作品

正義感が強すぎると生きにくい。
この人間社会は見て見ぬふりや本音を抑圧して、事を荒立てぬように生きていくしかない。
義理と人情。
愛する人達を裏切る訳にはいかないから
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モルエラニの霧の中(2019年製作の映画)

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ゆっくりゆったりした時間。
この状況下にもかかわらず、隣が空けてあるとはいえ、満員の中、観てきました。
何年もかけて制作されただけあって、非常に丁寧に大切なものだけを綴じ込めた素敵な作品でした。
俳優
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木曜組曲(2001年製作の映画)

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サスペンス・ミステリーとして謎解き話にも緊張したが、何度も出てくる豪華女優達の饗宴が実にイキイキしていて魅力的だ!
料理はいつも美味しそうだし、食事をしながら話をする女優達の存在感は格別。演技の上手い
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歩けない僕らは(2018年製作の映画)

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37分なのに、もっと長い感じがしたのは、全てのシーンがゆったりとした空気感を纏っていたからなのかもしれない。
説明的台詞も殆どなく、受けとるこちらが、この人達はこういう状態なのかと理解する為に集中する
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AI崩壊(2020年製作の映画)

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AI崩壊
AIの反乱
だからAIに全てを頼る世の中は怖いと言ったのに‼️
警告だ。

苦しんでいる沢山の人を救いたい!という気持ちから作られただけだったのに。

機械的な映像の中に、人間味溢れる映像の
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ステップ(2020年製作の映画)

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妻を亡くしたシングルファーザーが娘を様々な困難を抱えながら育て上げる話…
だけでない。
『ステップ』ファーザー
義理の父親と娘婿との関係。
『ステップ』マザー
後妻として家族に入った人と娘との関係。
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楽園(2019年製作の映画)

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瀬々監督作品。
映画館で見過ごしていて、ずっと観たかった作品。
俳優部が脇の脇まで素晴らしい。あらゆる役の迸る感情が熱過ぎる‼️
『楽園』という名の幸福を追い求めて生きているのに、どうしても辛い状況か
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魂萌え!(2006年製作の映画)

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『OUT』と同じ桐野夏生さん原作で、熟年女性、しかも主婦が主人公。だからなのか共感出来たし、非常に面白かった。
独りで深酒して酔っ払って吐くということすら初めての体験。
世の中知らないことだらけだ。
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永遠と一日(1998年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

この映画は、死を覚悟し闘病入院する前日、詩人だった老人が難民の少年と出会う。一緒に過ごした『人生の最後の一日』の話

イタリアの街も海も静かで寂しい
死が近づくと人は楽しかった筈の昔を思い出すのか、し
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

この作品もA24企画。
だからか、よく作られた作品だと思うけど、評価が辛めなのは余りにもショッキングで2度と観たくないから。
途中、何度も吐きそうになる。
これは白夜の楽園という名の
地獄の祭典。
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