ほなまた明日のいがらっしーのネタバレレビュー・内容・結末

前日に道本監督作品の原点『19歳』を観ていたので、あの短編を長編にしたんだと思った。
手持ちカメラで、ドキュメンタリー風に自然に撮られた様に観えるけれど、ちゃんと台詞もあるし、役者さんが演じている。
将来の不安を抱えながら、ずっと居心地悪はずなのに、ずっとみていられる。
写真の様に画になる瞬間は幾つもあったけれど…
私が一番好きだったのは、写真展で、大きく飾った大好きな人の写真を眺めている瞬間！
努力なんかじゃ得られない芸術というジャンルでの才能は、時として、人を嫉妬させ、苦しめて、愛をも壊す。
主人公は、ナオなんだけど、本当は最も人間らしい山田であったり、その他の凡人達なのだと思う。