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名探偵コナン 紺碧の棺のGoのレビュー・感想・評価

名探偵コナン 紺碧の棺(2007年製作の映画)
1.0
【無駄と無理の詰め合わせ】
えっ?あの名探偵コナンに こんな駄作あったの?という驚きを提供してくれる作品
テレビの特番ならかなり高評価だが劇場に足を運んで金払って見るとなるとつらいものがある(自分はサブスクで見てるけど)

タイトルから表れる無理さ
紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)
…は?

観光に行った先で昔の海賊が隠した宝物を巡って いつものメンツが事件に巻き込まれるお話し
グーニーズかよ
最近めっきり見かけなくなったタイプの古いテンプレを持ち出してきたね

まず題材が名探偵コナンという作品でやるには難しいんじゃないの?
海賊伝説のあるリゾート地という舞台でキャラクターがうまく動かせなかった感じが強く 主人公と他数人以外は居なくてもいいけどレギュラーだからとりあえず居てセリフを割り振られている感じ
思い切って今回はキャラクター絞った方が全体が引き締まったのではないか

ハンパに実在した人物を絡めたのも よくなかったのかも知れない
17世紀初頭の海賊が現日本領の島まで来て財宝を隠したっていう舞台設定が もうすでに無理がある
南米行けよ
いつメンの警察関係者が動かせなくなるから舞台を日本にした?

おおよそ5分に1回ペースででツッコミどころがあるのはリアルよりおもしろを取っていることと「あえて現実から外している」と理解できるが まだ事件起きてないのに登場した瞬間に「あ!こいつ犯人」てわかるように作ってあるのは何を意図したんだろ?

とにかく無駄なシーンが多く地味・無理がありすぎてツッコミ疲れ
どうもこのつまらなさの犯人は監督の「山本奏一郎」さんのようで 本作の前後数年の劇場版つまんねーと思ったら全部この人だった

名探偵コナンというコンテンツ自体が近年新キャラを入れまくってテコ入れしてるせいもあるでしょうけれども それとは無関係に 明らかに2000年代中期頃から2010年に至るまで 劇場で上映するほどの見どころないもん
中でも本作は格段につまらない

らんねーちゃんのオラオラが最大の山場
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