こまち

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのこまちのレビュー・感想・評価

4.2
人生において自分の才能、友情、家族、恋…と人それぞれ何を大事にして生きていきたいかなんて自由だということを思い知らされた…
ずっと見たかった映画で期待通りの作品だっだ。

心を閉ざして過去から逃げるように、ちょっとワルイ友人達とつるんでいるウィル。
博識かつその頭の回転の速さを武器にどんな心理学者も跳ね除けたが、ショーンと出会いお互い過去を曝け出すことで心を通わすように。意外とショーンの出演時間は短い気がしたが、彼の眼差しがとても優しくて一つ一つの言葉が心に響いた。

個人的に一番グッと来たのは、ベン・アフレック演じるワルイ友達チャッキー。
確かに彼は非行少年かもしれないけど、才能を持った友人を妬んだり僻んだりすることなく、むしろ自分とずっと遊んでいるなんてお前に相応しくないと、ウィルの良き理解者として後押ししてくれる最高の友。
いつものようにウィルを迎えにいって姿を現さなかった時の表情が忘れられない。
マット・デイモンが出ているからと見たつもりが、私の中ではベン・アフレックが一番印象に残ったので彼の存在あってこそのこの作品だと思う。

価値観はそれぞれというのはつくづく分かっているけど、やっぱり個人的にはあ〜やはりそっちを選んでしまうのか〜という結末、、、
とはいえ感動させられることに間違いない作品。

Mark200本目の作品がこれで良かった!
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