ちぃ

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのちぃのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

★4.2 ウィルは今まで家庭に問題を抱えていて義父に暴力を振るわれ、その後は里親のもとを点々としていた。
20歳の彼はマサチューセッツ工科大学で清掃員のバイトをしていた。
大学の廊下の黒板には、かつて数学界のノーベル賞を取った教授からゼミの生徒たちに出された問題が。
次の日、黒板にはその回答があり、ゼミのみんなに誰が解いたかと教授が聞いても解いた者は現れない。
それを解いたのはウィルだった。彼を突き止めようと清掃員の派遣所を訪れる教授。しかしウィルはいざこざを起こし裁判になり収監される。
しかし教授は彼の身元保証人になる代わりに毎週教授と会い数学の問題を解くこと、セラピーを受けることを条件として出す。数学に関しては条件を飲むものの、セラピーは拒否する。何人かのセラピストと会わせるがどの人も匙を投げる。教授はウィルと成長してきた環境が似ていた、彼のかつての大学のルームメイトだったショーンにウィルの事を頼む。
ある日、ウィルがバーで飲んでいるとスカイラーというマサチューセッツ大学の女の子と出会う。そのうち2人は付き合うようになる。

ショーンとウィルは反発しあいながらも徐々に距離を縮めていくが、ショーンの亡くなった妻をウィルが悪く言ったことで一時は亀裂が生じる。一方、スカイラーはスタンフォード大学に通うことが決まっていてウィルに一緒についてきて欲しいという。しかしウィルは人と向き合う事から逃げだしてしまう。別れる2人。

ウィルは教授にも会いに行かず彼を心配させる。親友のチャッキーと仕事終わりに話していると、チャッキーは、ウィルの持つ才能を生かしてほしいと彼に告げる。
スカイラーと別れたことをショーンに告げに行くウィル。ショーンは何度もウィルに君は悪くないと告げる。

そんな時ウィルは21歳の誕生日を迎える。

仲間たちは車のない彼に自分たちで修理した車をプレゼントした。そしてウィルの就職が決まる。ウィルは、ショーンにこれからもずっと連絡を取りあおうというがショーンは旅に出るようだった。
ウィルはショーンの家を訪れ手紙をポストに入れる。仕事をけることを教授に謝ってほしいという事、そして彼はスカイラーのもとへと車を走らせるのであった。

自分が認められるすべを持っていることを知っているウィル。でも持っているからその使い方は自分次第だと言い切る。仲間の輪からはみ出すことを恐れ、それを利用せず宝の持ち腐れをしている彼にチャッキーがいう、「朝いつものようにお前を迎えに行くが、お前は何も言わずにそこを立ち去っている。それに俺は期待している。」と。ここ感動。
仲間に背中を押してもらうほど心強いことはないだろうと。ショーンの妻に対する愛を感じたことも彼にはとても大きかったんだろうな。
ベンアフレックとマットデイモンの親友関係はこのときに出来上がったんだろうな。素敵。そしてケイシーアフレックも出てた何て。見返してよかった。
ちぃ

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