このレビューはネタバレを含みます
マッドデイモンはいまや、ハリウッドでは重鎮といっていい存在だが、これはまだ若かりし頃の作品。
そして、この頃の作品はあまりみていなかったのだが、最近YouTubeでおすすめが流れてきた中にこの作品の紹介ビデオがあり興味を持ってみた。
毎日、仕事をしているが本当は自分は何をやりたいのか、やれば良いのか大多数の人は、それに気づかず人生の大事な時間をやり過ごす。この映画の主人公の天才的な理数系の天才的なオツムがありながら、無為に時間を過ごす。しかし、仕事がなぜかMITの掃除係だったり、どこかで自分のやりたい事を潜在的に感じ取っていた。それを、映画の中のカウンセラーが指摘する。
また、終わりの方では、工事現場で働いているのだが、いつもは一緒に遊ぶだけの同僚に、お前は俺たちとは違う。ココで働き続けるべきじゃないと諭されたり、やはり、周りに恵まれてるという印象はある。もちろん、彼女の存在も大きい。
最後には会社員としてその才能を活かす仕事は断り、好きな彼女の元に向かうが、間違いも起こすかもしれないが、納得のいく明日を迎えられたんじゃないかと思う。