K

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのKのレビュー・感想・評価

4.7
1人部屋で本を読んでる音楽と映像がどこか孤独を感じさせる

天才だけど悩みを抱え、友達とバカをして大人を弄ぶ、虐待されたがゆえに大人を信用出来ず、心を開けない。1人になりたくないから強がる。失うことが嫌われることなど怖がってることを言い当てられ彼女に怖がってることを指摘され自分の小さな世界にずっといると言われて少しの本音を言うもまだ足を踏み出せないでいる。
この小さな世界にいるのはウィルだけではなく過去の栄光に囚われている教授や妻をなくしたショーンなどみんなそれぞれ小さな世界の中で生きている中で起こった素晴らしい出来事だと思う。

天才ならではの会話も秀逸てウィルとショーンの公園での会話はめっちゃいい。「君から学ぶことは何もない。本に書いてある。君自身の話なら喜んで聞こう。それは嫌なんだろ?君はそれが怖い」など素晴らしい脚本だと思う。
君は悪くないと連呼された時のウィルの気持ちがめちゃくちゃ共感できとてもいいシーンだったし二人の関係値や結末も僕はめっちゃ好き。
でもやっぱり親友は最高なのがめちゃくちゃいい!
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