このレビューはネタバレを含みます
沁みる作品だったなー。
ウィルが心を開いていく過程が、周囲の人との関わり方を通して、めちゃくちゃ丁寧に描かれていた。劇的な何かが起こるわけではない、ほぼ会話劇で、すごく人間味を感じられる作品だった。
自分から向かわずに断ち切ってしまったり、決めつけて言い聞かせたり、自分の感情や思いを深く考えず、あえて見ないフリをしてしまうことは、自分もやってしまってるなと見ながら思った。それが自分の可能性を狭めてしまったり、本気で自分と向き合ってくれてる人を遠ざけてしまう原因になるんやな。
知ってると分かってるの違い、深すぎた。説明文ではなく、見てるこちらが自然と理解できるようになってるのもよかったなー。ショーンの台詞がいい言葉が多くて、心に沁みた。特に後半よ。It’s not your faultで、ウィルと一緒に泣いた。sonってナチュラルに呼んでるところも良い。
終わり方おしゃれすぎん??心温まるしかない、俳優陣の演技と台詞達に拍手!!