見よう見ようと思って見れていなかった作品の一つ
素晴らしかった
ショーンがウィルに自分の人生をコケにされたことに対して
外のベンチで放った言葉は自分にも痛烈に刺さった
「頭ではなく、体と心で体験する
思想は大きく、でも実行は目の前の人に丁寧に接するところからしか始まらない」
最近感じていたこの感覚がよりクリアになった
以降、軽くネタバレあり
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過去の壮絶な体験から人を信頼できないウィル
人に捨てられるのが怖いので自分に好意を持ってくれる人をみずから捨てる
それを繰り返すことで孤独を作り続けている
その孤独を満たすのは酒を飲んで馬鹿話ができる仲間との時間
ただ内面は渇ききっている
何よりも自分自身が自分自身に諦め
変わることを恐れている
愛する人
愛して欲しい人にほどきつく当たってしまう
そんなハリネズミのジレンマの苦しさがひしひしと伝わってくる
そんな彼の心がほぐれていく過程がとても丁寧に描かれる
才能を見そめた数学教授
その彼から依頼を受けた心理カウンセラー
彼を愛する女性
そしてバカな仲間たち
それぞれからの愛を受けウィルが大切なことを取り戻していく過程で
自分自身も大切なメッセージを受け取ることができた
