masa

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのmasaのレビュー・感想・評価

5.0
Huluで映画作品の検索をしていると脚本内容とキービジュアルに惹かれ鑑賞しました。

いままでこの作品を知らなかった自分が本当に恥ずかしい程、強烈な印象を与えてくれた素晴らしい作品でした。

もちろんキャストも魅力的ですが、脚本が大学時代に執筆したマット・デイモン本人だということに一番驚きました! もちろんベン・アフレッフも関与していますが、彼の能力こそ本当にウィル・ハンティング本人だなと感じました。

ロビン・ウィリアムズ演じるショーン・マクガイアの数々の名台詞は心に刺さるものばかりでウィルと公園のベンチで語るシーンは鳥肌ものです。

書物から得た知識を語るのと、自分自身で見て考え、自分の言葉で語る違いの意味。この台詞にため息がでました。
ショーンに言われてる言葉を、私自身に置き換えて考えると的を射抜かれている気分になり、まだまだ心の狭い人間だなと感じてしまいます。

ベン・アフレック演じるチャックの「宝の持ちぐされ」のシーンに関してはウィルの気持ちを考えると、複雑な気持ちで一杯になりました。

数学教授のランボーが天才的知能を持ったウィルが現れたことにより、自分の中にある存在意義や可能性が欠落していく恐怖。「夜も眠れない」というシーンも印象的でした。


やはり名シーンと言われている

「君は悪くない」

は、もちろんボロボロ泣きました・・。
今思い出すだすだけでも涙涙涙。

あと2・3回観て、もっともっとこの世界観にどっぷり浸かりたいと思います。
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