大学生のジェーンはアルバイトとして住み込みで猿を研究しているフィリップ教授を手伝うことになった。
早速教授の屋敷に向かったジェーンだが、そこで彼女を待っていたのは知能指数が異常に高いチンパンジー リンクだった・・・・。
若き日のエリザベス・シュー主演の異常に知能が高い猿が引き起こす恐怖と惨劇を描いたアニマルパニックホラー映画。
まずリンク役の猿のものすごくレベルの高い演技に脱帽した。
人間のように振る舞うだけでなくしっかりと気味の悪い雰囲気を漂わせ、クライマックスでは凶暴な本性をむき出しにする様子はすばらしいものがあった。
また舞台が孤立した家という設定もサスペンス要素を高めており、密室の中で繰り広げられる主人公とリンクの対決は見ごたえがあった。
音楽がホラー映画にしては少しユーモラスな感じで上手く恐怖の緩衝材になっていた。
若干後半になりテンポがだれてきた部分もあるが、全体的に猿たちの非常にレベルの高い演技力もありアニマルホラー映画の中ではなかなかの良作だった。
