アルジェントの弟子らしいミケーレ・ソアヴィの初監督作品。
アルジェントやフルチらに通づるイタリアンホラーらしい演出、そしてソアヴィのアルジェントとも似ているが少し独特な色彩感覚、美的感覚が良い…!
ほぼワンシチュエーションで繰り広げられる殺人劇。
そこまで狭くはないものの、閉ざされた空間でフクロウの被り物をした謎の男に追い回されるのは恐怖そのもの。
主役の女優もかわいいし、殺人鬼のスーツにフクロウの被り物というのもよく、常に画面が映えていて見応えがあった。
正直脚本には詰めが甘い部分があったとは思うが、演出や画のセンスが抜群で良かった。
これは傑作。