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シェルブールの雨傘のyuichiのネタバレレビュー・内容・結末

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

全会話ミュージカルで驚きって…自分もレ・ミゼラブルで驚いたな笑
ただ会話と歌で言ったら会話の方が強く、歌ってる感じは薄い。

ていうかララランドの元ネタなん?
まだ見てないのに。

内容はスィートよりビターが強い。
人生ってこんなもんよなって改めて言われてるようで嫌笑
お金持ちと結婚するのがさらに嫌笑
ま、こう言ってる時点でギイの側っていう低所得者の立場をとってるのがバレますな。
お金持ちも一種のステータスだからな。

逆にギイがどうしたらジュヌヴィエーヴと結婚出来たかを考えたい。(暇だな)
まず2つの問題、①身分②距離がある。
①はお金持ちということだが、ギイが宝石商と張れればジュヌヴィエーヴの母もああ反対しなかったろうし、そもそも宝石商に行かずギイを頼ってたかもしれない。
②はギイもそうだが身近な愛に負けたのである。今の時代だったらいくらかまし…とは思うけど、徴兵って分からないからなあ。
戦地に一緒に来てもらうわけにも行かんし、頻繁に帰れるわけでもないし、一種の詰みみたいなもんでどうしようもない…?
先に結婚しとけばよかったのかな。

と、結局人生はめぐり合わせだから、
宝石商にとっては客観的にも良い人生で、
ギイとジュヌヴィエーヴにとっては悲劇。
マドレーヌについては特になし。

こんな想い絶対したくないし歩みたくないんだが、大体歩みそうよね。
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