松井の天井直撃ホームラン

僕らのワンダフルデイズの松井の天井直撃ホームランのレビュー・感想・評価

僕らのワンダフルデイズ(2009年製作の映画)
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☆☆☆★★

冒頭主人公の竹中直人は、自分の余命が後半年なのを知る。

上映開始30秒で映画のオチが観客にバレバレって…。
続く駐車場での妻役の浅田美代子の溜め息で、バレバレが更に拍車を掛ける。

その後、竹中直人の情熱にほだされて友人達が集い…集い?
何故稲垣潤一?

お約束の仲間割れ等を挟みつつ、その稲垣潤一1人だけ冷静。
…って言うか、敢えて演技をさせなかった事が良かったのか、はたまた悪かったのか…。
要するに浮きすぎていたりする。
斎藤暁と段田安則の2人は手堅い演技で安心して観ていられるが、宅麻伸は相変わらず。

映画が一番盛り上がる前に…。
そこまで引っ張って来たのに無に伏してしまう…。もう少し違う方向性が有っても良かったのでは?
宅麻伸と息子との間の確執も、いつの間にか解決していたりするご都合主義にはちょっとげんなり。
佐々木すみ江さんの存在は“その為”だったとは…トホホ。

※ 1 それにしても稲垣潤一って、見れば見るほどおすぎに似てないか(失笑)

※ 1 いや、他意はないっスε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

(2009年11月7日TOHOシネマズ西新井/スクリーン6)