DVD持ってたなあ、と思い出し久しぶりの鑑賞
起承転結なわかりやすいストーリーがあるわけでもなく、登場人物の心象風景を淡々と見せられるんだけど、引き込まれて戻れない世界(非日常ではない)不思議な感じ…絵画の鑑賞と似てる。
どこまでも淡々としているかというとそんなこともなく、心が締めつけられるようなシーンもあって、泣きたくなったりもする。淡々としているから際立つのかもしれない。
また観たくなるのは何年後かわからないけれど、自分にとって大切な映画ってこういう感覚を味わうことなのかもと思ったり。
ほんとに珍しい映画だと思う…
宝物である。