とか26

美女と野獣のとか26のレビュー・感想・評価

美女と野獣(1991年製作の映画)
1.0
コメディキャラみたいなガストン、
誰よりも性格終わってるし
野獣の性格もすでに終わってる。

そんな何してくるか分かったもんじゃない
野獣との約束を簡単に破って
部屋に侵入していく男気溢れるベル。

捕まってもすぐ逃げれる
安心設計の野獣の家、ぜひ行ってみたい。

野獣の戦闘力が
明らかにビジュアル負けしてるのも
なんか盛り上がらないし、つまらない。
そのうえ、たまに愛らしい面を出してくる野獣
めちゃくちゃキモいので胸焼きします。

野獣、凶暴さにもの言わして
女性を従わせようとする類いの人間なので
そんな面見せられても
ずっと、受け入れがたいしキモチが悪い。

この映画自体も
ストーリー全然面白くないのに、
絵ヂカラと歌だけで物言わしてるので
同じく、全然好きじゃない。

コメディキャラで始まったガストンが
悪役になっていくような流れも、
ガストンのコメディ描写
あまりにもエンジンかけ過ぎてて
ずっとドン引きしちゃってたので
そりゃあ まぁ こうなるよなとしか思えず。
総じて
野獣とガストンの心の変化が下手すぎる。。
面白い人が恐ろしくなっていくガストンと、
見た目怖い野獣の優しさに
ベルが気づいていくっていう過程の方が良かった。

もともと野獣の性格が悪いっていうのが謎。
見た目野獣だけど実は優しいことに気づく
ベルだけでテーマ描けるのに。
わざわざスタートから
野獣嫌いにされたのが意味不明でした。
そのせいでずっと野獣嫌いだし。

でも、いちばん意味不明なのはラスト。
あれはどうみても
作った人 頭の調子が悪いとしか思えないし、
全てのテーマを台無しにしてる。
優しくなったから あの見た目に戻るなら、
優しい人=あの見た目 っていうコトになるので、
見た目の良さ=優しさじゃないっていう話を
下手くそなりに頑張って描いてきた
この作品の全てを自分で否定するっていう
だいぶキツ過ぎるラスト。

こんなの、正気を疑うの1択。
観てると具合が悪くなりそう。
出来る限りもう観たくありません。

ありがとうございました。
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