このレビューはネタバレを含みます
喋って、化ける狸がいるファンタジーではあるけど、話の内容は社会問題をテーマにしてて、リアリティもあった。ドキュメンタリーみたいに語り手がいて、映画としては変わった感じだけど、それが、単なる娯楽映画ではなく、メッセージのある映画になっていると思うなー。狸たちの理想とする未来が違うから、違ったやり方で居場所を取り戻そうとするのは、なんか政治みたいだった。ジブリキャラが映るところで子供が「おもしろーい」って言うのは、今まで作った映画のメッセージが全然子供に届いてないのを表してて、自虐なんかなwwでも、それくらい本気ってことだよね。