まー

平成狸合戦ぽんぽこのまーのレビュー・感想・評価

平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)
3.0
何気に初見です
|ω・`)


今作以前のジブリの作品からちょっとかけ離れてる気がして観る気にならなかった。


というか既に「平成たぬき合戦ぽんぽこ」という題名を見た時点で三歩くらい引いてたと思う。
|ω・`)



そしていざ鑑賞してみると
自分が思い描いていた作風と随分違っていることにまず驚いた。

浅はかだったかもしれないけれど
今作はたぬきを題材にして面白おかしく暮らす日常を描いたお話しかと思っていたけど
いざ蓋を開けてみると環境問題を題材にした、人間と元々そこに暮らしていたたぬき達の抗争を描いた重い話し。

ファンタジー色が濃いのかと思っていたら、人は死ぬしたぬきは死ぬしでのっけから引き気味での鑑賞。
メッセージ性は強いかも知れないけれど
ボクは個人的にあまりハマらなかったです。

ただやはりこうして見ると人間の業の深さが浮き彫りに見えて少し悲しくなった。

元々人間だけの星では無いのに、人間の勝手で他の動物達が住みにくくなっているのは明らかで恥ずかしくなってくる。
目に見える動物には配慮しているつもりかも知れないけれど、目に見えない動物の犠牲の上に人間は暮らしているっていうことを忘れてはいけない気がした。

最後のメッセージはそこら辺が含まれてると思い胸に突き刺さった。

自分の住んでる町でさえ昔から馴染みのある景色がどんどん消えて無くなる現状にたまに胸が痛くなる。
今以上の生活を望むのもいいけど
もっと動物と共存したいなーって個人的には思う。

あれ?
点数そんなに高く無いけど意外と心に響いてるぞ⁉︎(笑)
まー

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