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プロメテウスのKEiGOのネタバレレビュー・内容・結末

プロメテウス(2012年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
本年もつらつらと駄文を書き連ねていきたいと思います。
良ければお付き合いください。
よろしくお願い致します。

年末に完走できなかったので、、
年始特番『エイリアン』マラソ~ン!
はい、5作目です。プロメテウスとは、
"ギリシア語で"pro"(先に、前に)+"mētheus"(考える者)と分解でき、「先見の明を持つ者」「熟慮する者」の意である。[1]"
いやぁ期せずして年初めにふさわしいタイトルですね(無理矢理)。メガホンは再び『エイリアン』のリドリー・スコットへ還ってきました。おかげで完成度がめちゃくちゃ高いですね!!!興奮しました。

賛否両論分かれるようですが、僕はめちゃくちゃ好きです~!
実は『プロメテウス』は二、三度観たことがあります(ファスベンダーが好きで…)。しかし『エイリアン』を観てからでないとこの作品の意味や立ち位置を完璧に理解できませんね!

人類のルーツをこう捉えるか!ってのがSFとして熱い。『エイリアン』シリーズの十八番であるアンドロイドも物語の鍵となっており、リドリー・スコットのお家芸を感じますね。
またエイリアン・フェミニズムも健在。今作に至っては直接的な"出産"シーンがありますから笑 やっぱり”女性”がテーマなんだなってのがよく分かりますね。

我らが宇多丸師匠は
"『プロメテウス』以降の本シリーズは、「自らの命に意味付けをしたい」という欲望、つまり、生きている意味を知りたい、生まれた意味を知りたい、あるいは創造主に自らなりたい、そして不老不死になりたい、というような、「自分の命に意味付けをしたい」という欲望vs「純粋な命のシステム」。[2]"
と仰っていますね。
うーん、納得。
その幕開けが『プロメテウス』ですよね~(『エイリアン:コヴェナント』を観てから書いてます)。


とにかくマイケル・ファスベンダー様様です笑



参照
[1] Wikipedia, プロメーテウス, https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A6%E3%82%B9
[2] TBS RADIO, 【映画評書き起こし】宇多丸、『エイリアン:コヴェナント』を語る!(2017.9.23放送), https://www.tbsradio.jp/archives/?id=p-185548
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