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七年目の浮気のOctoberskyのネタバレレビュー・内容・結末

七年目の浮気(1955年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

最初のマンハッタン原住民のシーンは素晴らしい
あれのおかげでその後のシーンで笑いやすくなった

最初はほとんど主人公の独り言で笑わせにくるのすごい
ほんとにアメリカのコメディアンという感じ
お調子者なのに真面目ないいキャラ

オープニングでラフマニノフのピアノコンチェルト第2番がクレジットされてるから、どこで使われるかと思ったら主人公が妄想するときだった笑
しかもムード作りに完璧とか言って第1楽章の最初から流しててさすがに草
ソースミュージックやアンダースコアとして使われるたけでなく、曲名も何回もセリフの中で出てきて物語で重要な役を担っている

全く論文読み進まないのが自分そっくりで笑った

マリリン・モンローってこんな喋り方するのか
初めて彼女の出演作見たけどすごい美人
お人形さんみたい
昔のハリウッドなのでほとんど肌の露出はないがそれでもセクシー
スタイルがすごすぎる、服を着てても胸がロケットみたいに突き出してるのがわかる笑
ティファニーで朝食をはモンローになる可能性もあったらしいがこの色気ではだいぶ映画の雰囲気が変わっていただろう

男の人もだけどモンローの英語むちゃくちゃ聞き取りやすい気がする

地下鉄のダクトから風が吹いてドレスが巻き上がるあの有名なポーズがこの映画で見られる
しかし、あの有名な全身が写ったバージョンはスティール写真のようで、映画本編では足元しか写っていなく残念

天井からモンローが現れるシーンと美人の気持ちがなぜわかるのから始まるシーンは名シーン

ラストのモンローの「奥様に伝言よ。またクランベリーソースと間違えたらうんと叱ってやって」は名言

ストーリーは実に平坦
主人公の喋りは面白いところもあるが、妄想シーンはちょっとくどいかも笑
でも全体的にほんわかした気分で見れる

名言や名シーンが多く一度は見たほうがいい名作でした

特典映像の当時の映画人たちのインタビューがあり、その中に検閲でカットされた未公開シーンがあった
風呂でマリリンの足の指が蛇口にはまったとこで、本当は配管工が道具を落とし、バスタブの中に手を入れるというものだった
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