粉雪

七年目の浮気の粉雪のレビュー・感想・評価

七年目の浮気(1955年製作の映画)
3.8
有名な地下鉄のシーンや、それに基づく離婚劇など、様々なゴシップは知っていてもきちんと鑑賞したのは初めてです。

はじめは「このおじさん、頭、大丈夫か?」と思ってたけど、段々おじさんの誇大妄想や罪悪感が面白くなってくる。
マリリン モンローがセクシーなのに、天真爛漫で悪意がないので、女が見ても「この性悪!」とはならないんだなぁ。

無理もない、とおじさんに同情してしまう。

特典映像を見ると、当時の検閲の厳しさとの攻防は大変だったらしいが、不貞がテーマとはいえ、楽しく嫌悪感の湧かないコメディに仕上がっていて楽しめた。

でも今見ると、どうしてもラフマニノフがかかる度、浅田真央ちゃんを思い出してしまって、苦笑💦。
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