Australia
おそらく子供の頃には観てるけど、実はちゃんと観たのは初めて。
素晴らしい邦題「明日に向かって撃て!」が「butch cassidy and the sundance kid」って原題だって知ったのもごく最近でした。
4年後にまた傑作「Sting」を送り出すポール・ニューマンとロバート・レッドフォードのコンビは反則的なカッコよさ。この作品では渋さとコミカルさが逆。そしてヒロインは「The Graduate」のキャサリン・ロス。
多くの西部劇とは違い、小悪党2人組が主役で、ロードムービーであり、コミカルな会話劇でもあり、カッコいいバディムービーだった。
“泳げないんだ”
“人を撃ったことがないんだ”
意外なひとことw
強盗団の名前、バート・バカラックの「Raindrops Keep Fallin' on My Head」、何気ないカメラアングルの美しさ、自転車2人乗り、楽しげな逃避行と銀行強盗シーン、そして結末の余韻。
中盤で彼らは“お前らの時代は終わったんだ”と言われるけど、たくさんの映画遺産的なシーンを遺してるね。
やっぱりブラピはロバート・レッドフォード似だなと思う反面、ポール・ニューマンを彷彿とさせる役者って思い浮かばないな。