ゴン吉

奇跡のシンフォニーのゴン吉のレビュー・感想・評価

奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)
4.0
両親が迎えに来てくれることを夢見る養護施設の男児を描いたヒューマンドラマ。
フレディ・ハイモアが主演、ケリー・ラッセル、ジョナサン・リース=マイヤーズ、 ロビン・ウィリアムズ、テレンス・ハワードらが共演。 

チェリストのライラ(ケリー・ラッセル)はギタリストのルイス(ジョナサン・リース=マイヤーズ)と恋に落ちるが、ライラの父親によって二人の仲は引き裂かれてしまう。ライラはお腹の中にルイスの子を宿すが、交通事故に遭い気を失ってしまう。彼女が病院で目覚めると子供は助からなかったと聞かされる。それから11年がたち、ニューヨークの養護施設で暮らす11歳の少年エヴァン(フレディ・ハイモア)は、いつか両親が迎えに来ると信じていた。ある日、エヴァンは孤児院を抜け出し、マンハッタンで様々な人と出会いながら音楽の才能を開花させる。名門ジュリアード音楽院に通うことになったエヴァンは、作曲した曲がニューヨーク・フィルによって演奏されることになり、彼自身も指揮をとることになる…

「チャーリーとチョコレート工場」でも主役を演じた子役のフレディ・ハイモア君が綺麗で愛らしい。彼が演じる少年エヴァン君の両親に会いたいという一途で純粋な気持ちが素敵です。
エヴァン君はストリートミュージシャンの少年や教会の聖歌隊の少女たちをはじめ、様々な人々と出会いながらギター、ピアノ、パイプオルガンなどの演奏や作曲で鬼才を放ち、彼の独特な音楽感性も楽しめる。
そしてニューヨーク・フィル公演で感動のフィナーレを迎える♪
心温まる優しい素敵な作品です。 
「音楽は聴こえてくる 心の耳さえ澄ませていれば…」 

2024.1 NHKで鑑賞(BSプレミアム・字幕:石田泰子)
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