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クレイマー、クレイマーのRieのネタバレレビュー・内容・結末

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

80年代のアメリカの一般家庭の様子がインテリアから分かるとのこと。淡い色にまとめられたリビング、ダイニング。リビングは1人掛けソファが印象的でダイニングは緑のランプシェードが明るくて可愛かった。
定番で有名なのは父子の絆を示すフレンチトースト。朝食や学校に送り届ける様子から顕著にふたりの距離感が描かれる。
親権を争う裁判ほど醜いことがあるのだろうかと思うほど見てて辛い言い合いだった。本人同士ではなくて弁護士だからこその辛辣さ。自分だったら耐えられない。
話はずれるが、誰しも完璧な親にはなれないのに、親だって失敗を繰り返すものなのに、そこを突っつき合うから親権争いって醜くて終わりがないんじゃないかと思う。
最後、もうワンシーン観たいと思わせられるくらいあっさり且つ早めに終わるのが良かった。
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