デンゼルワシントンのゴールデングローブ賞の特別功労賞であるセシル・B・デミル賞受賞記念に鑑賞。
凝りに凝った復讐劇。
面白かった。
いろんな要素が全部のせのてんこ盛り。だけどバランスも取れてる。有名な監督じゃなかったとしても、只者じゃないと思わせる仕上がり。
娯楽作でもあり、社会問題を取り入れてもあり、サスペンスでもあり、スプラッター要素もあり、感動要素もある。
前半は影のある男が少女と心を通わせるレオン風。ダコタファニングが可愛い。
事件発生後は、真犯人を探し求めて荒ぶるアクション映画風。デンゼル強し。
音楽もバランス良く、ドビュッシーの月の光あり、残酷シーンには敢えて陽気な音楽を重ねたり。
脇役も良い演技。奥さんのラダ・ミッチェルの美貌と演技が良い。友人のクリストファー・ウォーケンの渋みも良い。
兎に角ダコタファニングが出てるシーンは、どれも心に残る名シーン。