このレビューはネタバレを含みます
う〜む。トニー・スコット監督なので期待しすぎたかな…。スローシャッターやら手持ち撮影やらフラッシュバックやら、トニー・スコット調の演出はカッコイイんだけどやり過ぎな感じ。さして重要でないシーンが過剰にドラマチックになってて、冷めるというか入り込めないというか。
誘拐され殺された娘（ダコタ・ファニング）が、実は生きていた！という展開も陳腐。各キャストの芝居は最高だし、退廃的な世界観もカッコイイ。ただクリーシー（デンゼル・ワシントン）が車の中で失血死するとか、主役亡き後に黒幕のボイスが警察に射殺されるとか、モヤモヤしたままの終わり方はこのジャンルではナシだろ！と思う。残念…。
