このレビューはネタバレを含みます
これは純愛の話だと思う。
ただ普通の映画と違うのは、その2人が精神と身体的に障害を抱えた2人であるということ。
2人の中では、これまでの砂漠の様な生活に突如として現れたオアシス。そんな感じなんだろうか。
途中で女性が健常者の姿になり男性に察するシーンが、とても複雑な感情を与える。
同じ人間なのに、与えられるべき当たり前の生活が2人にはない。
ああやって障害を抱えている家族を食い物にして生きているクズが一定数いるんだろう。悲しい現実。
でも最後の手紙にちょっとだけ救われる。