🇰🇷韓国映画7作目
刑務所を出所したばかりの青年と
脳性麻痺の女性とのラブストーリー
とされていますが、言葉で言うほど
そう単純には表せられない、とても
奥深いストーリーで凄いですね。
青年は出所後、ひき逃げ事故の被害
者宅に謝りに行ったところもちろん
追い返させるんですが、、その家に
いた女性を見かけ惹かれます。
青年は理由をつけては会いに行こう
と試みるうち、お互いに惹かれ合う
ようになるんですが、周囲の大人は
理解できる状況には無いのか。
この2人に芽生えた恋のその先には、
もちろんハードルはあるんですが、
テーマは障害ゆえにどうなるのか⁉︎
ではないと考えます。社会の在り方
が真剣に問われないとすれば、この
ような作品を題材としてら語り合う
機会が必要なのかも。
この青年も健常者ではないんです。
明らかに発達障害があるけど、彼の
言動の根拠がなんたるかを、家族や
周囲は理解できないし、理解する術
もおそらく無いと思われます。
でも、この青年の考えていることは
いたって単純なんです。言うなれば
純粋そのもの。重度脳性麻痺を患う
彼女の気持ちも、聞く立場次第では
変わってくるでしょう。ただ世の中
は単純なようで難しい…
うまく伝えられないのがもどかしい
ですが、この2人がどうなるのか⁉︎
そんな視点でも映画を観るほかに、
この作品を観てどう感じたのかを
問われているようにも思いました。
とっても表現が難しいんですけど、
素晴らしい視点で描いた作品です。
韓国ならではの考え方やお家事情も
垣間見えたりしますね〜
少なくともこの2人は生きる希望を
見つけたのかも知れないと思いたい。
いろいろ書いたけどやっぱり難しい…
