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隣の家の少女のはのレビュー・感想・評価

隣の家の少女(2007年製作の映画)
3.3
交通事故で両親を亡くした姉妹が、引き取られた先の大叔母と息子達から虐待を受ける話。
姉に恋心を抱いた隣家の主人公少年は助けたいと考えるものの、幼さゆえなかなか助けられない。

久々に観た胸糞成分100%映画。
胸糞を求めて観たのに、胸糞でお腹いっぱいになっちゃうやつ。
こういうの観ると結構色々考えちゃいますよね。
あのおばさんも、自分の暴力に酔ってるうちに、歯止めが効かなくなって暴走したんだろうか。
セルフes的な、自分で自分にかけるマインドコントロールみたいな感じで、どんどん深みに行ってしまう感じなんだろうか。
そうするとこういう面に落ち込むのって、自分にもあり得ることなんだろうか?
みたいな。
自分もなんらかの理由で、看守役みたいなことやると、人に対して残酷になってしまうんだろうか?
どう考えても絶対無い気がするけど、マインドコントロールに逆らうのは実際難しいと言うし、本当のところどうなんだろう。

実話ベースという事ですけど、世の中さらに凄惨な事件があったりして、実際そういう目にあった人が居る、というのは本当に恐ろしいことですよね。
どういう意味でこういうことが起きてるんだろう。
意味なんてないなら、自分は何を考えればいいんだろう。
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