Adele

空中レヴュー時代のAdeleのレビュー・感想・評価

空中レヴュー時代(1933年製作の映画)
1.0
今作のパッケージにはジンジャー・ロジャースとフレッド・アステアが載っていますが、2人は主役ではありません、念のため

女たらしのバンドリーダーのせいでマイアミでバンドがクビになったが、新公演のため、バンドがリオデジャネイロへ飛ぶといったストーリー
マイアミで出会った令嬢とその女たらしのバンドリーダーの恋話でもあり、その2人が今回の主役

アステアとロジャースのダンスシーンはほんのわずか
けれども、目が見張るものがあったし、今作におけるアステアの演技というか存在感は光る物があった
ジンジャー・ロジャースはいつもよりお顔が少しぽっちゃりして可愛らしく、少しおてんばな役どころでした

今回、主役ベリニャを演じたドロレス・デル・リオは本当に美しかった!!!
メキシコ出身らしく、今までノーマークでしたが、その美しさにファンになってしまいました
ロジャーがベリニャを蘭のような美しさと例えていましたが、まさにそう!!!

また、原題がFlying Down to Rio なのに、なぜ邦題が空中レビュー時代なのか鑑賞前は???でしたが、観て納得
でもさ、いくら映画の世界でもあれはあり得ないよね…現代なら完全に違法かもしれないし、絶対怪我人出るって…

また、主役はロジャーとベリニャとはいえ、ラストは個人的にはフリオに軍配が上がり、株が上がった!!!フリオ、男前!!!
フリオの心遣いに泣く…フリオは大人だ…

今作はアステア&ロジャースのダンス目当てで鑑賞すると肩透かしかもしれませんが、まだ30代のアステアの演技はイキイキ&はつらつとしており、またダンスにもキレがあり、今作での歌の披露も素晴らしかったです
Adele

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