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アモーレス・ペロスのねるねるのレビュー・感想・評価

アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)
3.5
アレハンドロ・イニャリトゥ監督の群像劇。
泥臭い『マグノリアストリート』とも形容できそうな、メキシコの印象が半永久的に固定した気がするほどインパクトが強かった。

3つの物語が密接に絡んでいる訳ではないし、構成が巧みだとも思わないが、154分の長尺を引き込む作品力は並じゃなかった。すぐ側に破滅がある危うさの人間描写、力強さに惹きつけられた。

そうそう、2話でバレリアの愛犬リッチーが生きていてビックリした。このパートはホラー風味が好き。
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