石原プロ製作では、「太平洋ひとりぼっち」「栄光への5000キロ」と並び好きな作品で、修道院物では、秀作「汚れた肉体聖女」に匹敵する森谷司郎監督の異色のサスペンス映画の傑作。会津大介若林豪は、初恋の人飯田由里江浅丘ルリ子がプロポーズを断り修道院⛪️に入るが、修道女の修行節目一年、二年、五年目を只管待ち続けるが、その間、由里江の予告通りにそっくりの女に癒され、幻惑されたが遂に堪らず、雪深い由里江の修道院に駆け込む。浅丘が、由里江、芸者しのぶ、有閑マダム中尾雪子、少女👧を演じ分け、男が懐くロマン💕と幻想的世界🌎を創り出し見事であった。

石原プロモーション製作。曾野綾子の原作を森谷司郎が監督。修道院に入ってしまった恋人。町で恋人に似た女性、女子大生や芸者に化のｊひょの面影を観る。そして修道院に行く。そこにはかつての恋人のイメージを裏切る姿だった。森谷の怪作。姿だけを追い続け、内面を理解しようとしない。そこがひっかかった。併映の「その人は炎のように」ほどひどくはないが、酷い2本立て。普通、片方の作品が救いになるのだが。千代田劇場にて。

森谷司郎が石原プロで作った浅丘ルリ子主演作。
それ以上の物はない。