なるほど、こんなに初期から白石監督の作風は変わってなかったのですね。
現在、白石監督の著書フェイクドキュメンタリーの教科書を読んでいて、各作品について色々と解説が書いてあるので順に見ていこうと初期作品である今作を鑑賞しました。
ほん怖の特徴である投稿者からの映像を順番に流して、実はその続きがあり、最後にモキュメンタリーとして一本の映像作品に仕上げるというのはなかなか面白いやり方です。
何でその状況でカメラ回してるんだというツッコミは置いといて、ちゃんとガラケーで撮ってたり、デジカメで撮ってたりとその時代に合った手段で画質の荒さを利用して臨場感を出してるので低予算なりの工夫を感じます。
欲を言えば恒例の除霊師とか出てきて欲しかったですが、まあ初期の作品なので雛形が決まってくるのは今後ですね。
