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クイルズのodyssのレビュー・感想・評価

クイルズ(2000年製作の映画)
3.3
【アメリア・ウォーナーの魅力】

『悪徳の栄え』などで知られる異端のフランス作家サド侯爵と彼をとリまく人々の、虚実いりまじった物語。

タイトルは鵞ペンを意味する(なぜかフランス語ではなく)英語。 
すなわち、あくまで物を書くことをおのれの生きがいとしたサド侯爵の、作家たろうとする意志を示したものなのだ。 

妙な感想かも知れないが、見終えると、表現することへの勇気が湧いてくる映画である。 

それと、脇役だが、祖父のような年齢の男と結婚させられる修道院育ちの美少女を演じるアメリア・ウォーナーに一見の価値あり。 
ロリコンの気がある男性にはお勧め。
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