【晩節を汚す映画】
マノエル・ド・オリヴィエラ監督作品。
かつて「昼顔」という人妻不倫の映画があった(ブニュエル監督作品)。昨今は不倫ブーム(?)だから、今どきだとあの程度では驚かない人が多くなっていると思うけど、この映画はその後日譚、ということになっている。
ただし、途中まではまあまあ見られるけど、最後が尻切れトンボで、こりゃどうしようもないな、という印象。昔は巨匠監督であったかもしれないが、人間、トシとると衰えるもんですよね。
昔の名声を汚すような映画を作るのをやめさせる人、いなかったのかなあ?