自分としてはこの作品のテーマは「救いとは何か」だったかなと感じた。
起承転結がはっきりした構成。
神に救われた被害者だったが、同じく加害者も神に許しを得たと主張したことで、
神の許しなんて嘘っぱちじゃないかと懐疑的になる様を描く。
一貫してカメラワークがドキュメンタリー風で少し疲れるのと、テーマは深いが娯楽要素が薄いのが個人的にはマイナス。
何を信じるのか、許し、救いとは何かという観念的なものを題材にしているものの、デフォルメにより分かりやすい内容でした。
ところで、韓国のキリスト教ってあんなにカルトみたいなのかな??田舎町特有の宗教依存みたいなものを描いているのなら、リアルで凄いと思う。