少年期の息子を亡くした壮年の男と と
少年達との 手探りな 人間関係のドラマに。
"ジョン・ウェイン"ならではの登場だけど、殴り合ってもゲームの様に扱われ、必ず ハッピーエンドになる ジョンウェイン映画 のパターンではない結末になってしまう。
少年達を サマー・キャンプに送り出す様な
"カウボーイ"は 少年が やれる程 軟な仕事では無いと思えるけど
牛の扱いに加え ラストシーンの銃の扱い。
西部劇であっても アメリカの抱える 銃社会の問題の根底にある
銃による解決手段と防衛手段 の 言い訳の根 の様なものも
改めて 感じる。
人種問題にも、
黒人を初めて見る 白人社会の子供の反応、
学校の入学が許されないヒスパニック系少年、
ユダヤ人であることをあえて 自己紹介する必要性。
老若の男社会での 女性達への接し方に、
あえて 荒野に登場させる娼婦に 移動娼館みたなのが 有ったんだろうか? 随分 危険なビジネスと思われるけど。
老人と少年達との人間ドラマ だけとせずに、色々なエッセンスも
散りばめられてる。
ユダヤ人の あの子の墓石も 作って欲しかったけど、
何か 宗教的な 理由も?
NHK BSP 2022/7/8