翠

犬神家の一族の翠のネタバレレビュー・内容・結末

犬神家の一族(1976年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2023.12上旬頃鑑賞

鬼太郎誕生日ゲゲゲの謎を観て帰ってきた深夜に鑑賞。
因習村でもないんだけど、血が流れる昔の邦画を観たくなったもので。
小学生ぶりに観たけど、こんなに淡々としてる映画だったっけ?!昔はなんかよくわからないけど暗いなあ、って感想だったと思う。
スケキヨの湖のシーン、あっさりしすぎて…メインビジュアルになってるのに一瞬で終わってしまう。
しかも遺体を検証している警察官まで淡々とし過ぎている。キャー!って雰囲気にならないのが良かったです。
金田一耕助が考察するというよりも、周りが話を進めてくれるので分かりやすい。
血縁関係が今とは違って複雑なので、それを見逃してしまうと分からなくなるね。

お笑い番組でスケキヨに扮する芸人をよく見かけていたので、もうそれにしか見えないんだよなあ…スケキヨしか知らなかったらお笑いにならなかったろうに。
戦後のとある田舎の相続争い、というのが淡々と反映された面白いミステリーでした。
話分かってて誰が殺されるとか知ってるのに、たまに観たくなる。
翠