ピーターオトゥールがひとり生き残って黒焦げてボロボロになっている冒頭の表情からして素晴らしい。飛ぶか飛ばないかスリル満点の戦闘機の鮮やかなブルー。もちろん独Uボートのデザインは抜群。島の住民の安否お構いなしに終戦を伝えるラジオぶっ壊してフィリップノワレのボロ船で再度襲撃。ボロボロのボートで終戦を伝える女医師のシーンも良い。魚雷からの面舵いっぱい、海面上からの魚雷投下、完全に気がふれてるオトゥール。みてる途中なんとなく思い出したのはポールニューマンの「オレゴン大森林」で、そしたらリチャードジャッケルと同じような目に遭うオトゥール。オトゥールがおかしくなってる作品まだまだみたい。