椎名一霤

ロボコップの椎名一霤のネタバレレビュー・内容・結末

ロボコップ(1987年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

幼少期になんとなく好きだったような気がして、サブスクに現れたので確認しない手はあるまいと鑑賞。結論としては自分の好みにめちゃくちゃに刺さった。古い映画でロボットものだからチープさをかなり覚悟していたけど、見事に裏切ってくれた。制作のステ振りの問題かもしれないが、現代でもこの作品に劣るグラフィックはアホほどある。液晶モニターという概念がなく、ブラウン管が会議室にスタックされているのは少し笑ってしまったが。

ロボコップが完成するまでにエグい人間関係やグロ描写、残虐なシーンは多く見られる。しかし見よこの造形美を。頭から足の先まであらゆる形状が美しいし、飽和感がない。勿論そもそも低解像度であるから実際にはディテールは見えていないのかもしれない。

個人的に刺さる表現は山程あったけれど、詳細を書くまでもなく素晴らしい映画であることは既に周知の事実でございましょう。