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絞殺のotomのレビュー・感想・評価

絞殺(1979年製作の映画)
4.0
社会問題になっていた家庭内暴力を描いた新藤兼人作品。脚本、演技云々を凌駕した独特の妙な空気の流れる世界観は健在。お馴染みの蓼科ロケもあり。イケメンDV男、狩場勉の素人臭い演技も別に気にならず、西村晃の横暴な父親っぷりも腹立たしく効果的。そして何よりも乙羽信子の精神崩壊気味な演技も見事。50代で脱がないで欲しいけど。良作。
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